里見八犬伝
こんな解釈があったのか・・・・。
と、単純に驚きました。
殺陣はまあ、某舞台に比べると大人しめではありますが、結構な運動量。
飛んだり登ったり走ったり。
演者さんもアンサンブルの方も、すごいなぁ…と。
いやー、面白かったです。
お話自体は知っているはずなのに、細かいところがかなりあやふやな記憶のまま観に行ったので、今回の解釈は実に新鮮でした。
八犬士の誰もが、自らに足らないものを刻んだ玉を持ち、それが一つに合わさってゆく過程が、痛いほどの感情で伝わってきました。
一人一人の抱える闇と、開けてゆく光のようなもの。
魂が叫んでる感じ?
親子の確執はちょっとありがちではあったけど、お涙ちょうだい的な方向に流れて行っていないのが良かったかな。
父ちゃんが好きなのに、憎んでいなければ立てなかった子の姿も、大義があっても子どもの成長を見ることがかなわなかった父の心も。
まあ、それが黒いほうに利用されてしまったりするんですけどね。
伏姫の清冽さと玉梓の妖艶さがなかなか効果的に表現されていたのではないかな。
ワタクシ、伏姫さんのキャラは好きではないけどね。
信乃さんが「(ほかの七人の犬士の)犠牲は必要だったのか?」と絞り出すような言葉を出しているのに、さらっと「それでも生きてゆけ」と。*1
あの上から感はやっぱり好きになれないなあ(^^;)
毛野さんの扱いもちょっと遺恨が残るのですけどね。
あとはわたくし声フェチなのでなんですが、主役の信乃さんの声がね?
どうにも苦手なお声で(>_<)
役者さんは本当に良いお芝居を見せてくだすったのですけどね。
ものすごく残念。
そうなんです。
ゝ大(ちゅだい)法師はじめ、キャラがすべて人間臭い。
それもまた味ですかね。
なんやかんやゆうても、楽しめました。はい。
面白かった。
そして明日は東京ドームです。
シティーホールです。
BASARA4です!
天海様・・・・チャウチャウ。
明智さんをガッツリ見てきたいと思います。
金吾さんからの愛のツイートににやけつつ(笑)←おバカ。
信長公と同じ時代を生きる明智さんを堪能して来ようと思います。
はい。
ではまた。
*1:言い捨てるというね?