散歩に行こうよ♪

舞台関連過多の、つぶやき、妄想ブログです。かなり偏ってますので合わないと思われる方は、はいまわれ右!

BASARAその後

戦国BASARA3~咎狂わし絆~の大千穐楽、ライブビューイングに行ってきました。
正直生とは違うし、スクリーン越しだから冷静に見られるかな・・・・と思っていたのですが、とんでもない(笑)

もうあの世界に巻き込まれて、どっぷりはまって、揺さぶられてきました。
さすが!

今回は家康と三成の絆の物語。
BASARA3の始まりに戻るストーリーだったようで、たくさんの武将がそこに居ました。
瀬戸内コンビに、紅蒼コンビ、佐助に龍の右眼。天海様と金吾さんも。
前田のバカップル(笑)と孫市姐さん、鶴の字。
そうそう。
伊達のジジイのお孫さんも(笑)

今回は金吾さんの成長物語という側面もあり、天海様が何を思って金吾さんの面倒を見ているのか、その愛(?)の大きさを見せつけられた気がしました。
あんなに怖い人なのに*1、金吾さんにはとことん優しいし。
うっかり「信長公」って言っちゃったりするんですがね(笑)

官兵衛の後ろ向きなところとアニキの前向きなところがぶつかって、和んでしまうところとか。


キリストたろうとする家康の、偽り続ける苦痛と、絆を削ぎ取られて満身創痍になっていく三成の間にあるもの。
己が「もはや人ではない」ということを認めたくなくてもがく姿は切ない。

本当は自分が一番信じていないことを説き続けるのはもはや苦行。

それでも、三成との本当の意味での"絆"を心に刻み付けて背を向ける家康の叫びが圧巻でした。*2
三成に「(秀吉のためではなく)自分のために生きてほしかった」とつぶやくところで号泣←おいらがね?

リバースの「秀吉様がいない。刑部もいない。家康、お前もいない・・・・」と慟哭する三成の言葉にまた号泣。
*3

お約束のエアBASARAも感動モノでした。


結果、
BASARAはすごい!と。
ええ。
改めて。

頭の中がぐらぐらになるくらい、飲み込まれて帰りました。
良い時間でした。


・・・・・DVD欲しいなぁ、これ。
そして、次は絶対生で見たい!


おまけ

「長曾我部が帰ってきました!」
コニーさんの一言は切なかったなぁ。

それはずっと思ってきたことで。
どうしてサンデー毛利の隣にアニキがいないんだろう?って。
一年ぶりに瀬戸内コンビが復活して、それはそれは見ごたえがあったのだけれど、どうしてここにマオ親がいないんだろう・・・・って、スクリーンを見ながらずっと考えてました。

王子が台詞を言うたび、見栄を切るたび、そこには王子のアニキがいて。
進むストーリーを見ながら、basaraの世界に巻き込まれながら、わたしの見たい瀬戸内コンビの幻を並行してみていたような気がする。


basaraの舞台はいわゆるイケメン舞台とは違う。
芝居はもちろん、殺陣の量も質も、力量がないと飲み込まれてしまいそうな迫力がある。
役者も引きずられるほどの"何か"がある舞台らしい。
王子がツイで、「(左手に)何も持っていないのが不思議な感じ。逆光がぐるぐるしている」みたいなことをつぶやいていて、ずっと前に浜尾さんが「FLAGSを聞くと元親が戻ってくる」と言っていたのを思い出した。


どうして。
どうして。
ここにいるのは浜尾さんじゃないんだろう。


・・・・・言っても詮無いことながら(笑)



ではまた。

*1:人じゃないかも;

*2:広瀬さんすごい!

*3:せいじろさんもスゲー。